主人公はごく普通の高校生の女の子。
ある日、安土城址を訪ねていた主人公は何が原因なのか、まったく違う世界へ迷い込んでしまいます。
深い山、舗装されていない道路、そして見たことのない姿の城。
明らかにもとの世界と違う世界に主人公は戸惑います。




――戦国時代――



誰もがそう認める、戦のたえない乱世。
明日をも知れない世の中で、主人公は織田家に拾われます。
織田家の当主・織田信長の命により、城下に住み、生活することを許されましたが、
その翌日、小姓になるようにとの命令が下ります。
かえる方法もわからない主人公は信長の小姓となるべく、稽古を始めます。
そして一人未来を知る人間として、この混乱の世の中の渦へ巻き込まれてしまいます。

主人公に部屋を与えてくれた羽柴秀吉のほか、前田利家・佐々成政・森蘭丸・明智光秀、
そして主人公を支えてくれる千鶴。
またさまざまな武将が登場します。
時にはつらい局面に立たされることもありますが、主人公は強く生きていきます。

やがて訪れる、運命の瞬間。
避けては通れない「史実」に、主人公はどう動くのでしょうか――